T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「私の大事なもの…?」
「あぁ。」
「…私12回も13回も髪切られたらかなりなくなるし!男の子になっちゃう!」
「髪は契約の為だけだ。もっと他の大切なものだよ。」
そう話すピエドラ。解らない美羽は何が取られるのか…全く予想が付かなかった。
「ねぇピエドラ…一体私の何を差し出したらいいの?どうしたら…」
「記憶だ。」
そう、ピエドラが差し出せと言ってきたのは「記憶」だった。記憶と言われきょとんとしている美羽に続けて話をし出す。
「お嬢以外の人間の中から影山和希の記憶を消すんだ。もちろん2日間の間に生み出された影山和希本人からも。」
「あぁ。」
「…私12回も13回も髪切られたらかなりなくなるし!男の子になっちゃう!」
「髪は契約の為だけだ。もっと他の大切なものだよ。」
そう話すピエドラ。解らない美羽は何が取られるのか…全く予想が付かなかった。
「ねぇピエドラ…一体私の何を差し出したらいいの?どうしたら…」
「記憶だ。」
そう、ピエドラが差し出せと言ってきたのは「記憶」だった。記憶と言われきょとんとしている美羽に続けて話をし出す。
「お嬢以外の人間の中から影山和希の記憶を消すんだ。もちろん2日間の間に生み出された影山和希本人からも。」