T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「じゃぁ私は待ってたらいいの?」
『あぁ。そうだね』

そう言われて買い物やいろんな準備を考え始めた美羽。そのうきうきとした心の楽しい気持ちはピエドラにも届いていた。

「そう言えばピエドラって言いにくいなって…でも私ピエドラの本名って知らないし…」
『俺?アルバ・ピエドラ。話してなかったっけ?』
「アルバ・ピエドラ?かっこいい!!じゃぁアルバ…んーー…アル!アルって呼んでいい?」
『ピエドラじゃだめな訳?』
「あ。……いやだったらいいよ?呼べるように頑張るから!」

そう謝る美羽に対して少し無言を表していたもののふっとため息を吐くとピエドラは返事をした。
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