T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
そう、起き抜けの美羽の体は一糸纏わぬ状態だったのだ。その美羽はあわてて背中を向けた。
「すぐ…支度する!」
「クックックッ…大丈夫、朝ご飯なら俺作るから。」
「でも!」
「とはいえ何とも簡単だけど?」
クスクス笑いながら服を拾い上着だけ着た美羽を後ろから抱き締めて和希は耳元で話していた。
友達と一緒の時には聞けないような美羽だけが知る声のトーン。美羽はこの少し低めな和希のトーンと同時に感じるうっすらと香るたばこの香り…どことなく感じるフローラル系の香り…全てが美羽をくすぐっていた。
和希はそっと離れると頭をポンッとし、部屋を後にして朝食作りに戻った。
「すぐ…支度する!」
「クックックッ…大丈夫、朝ご飯なら俺作るから。」
「でも!」
「とはいえ何とも簡単だけど?」
クスクス笑いながら服を拾い上着だけ着た美羽を後ろから抱き締めて和希は耳元で話していた。
友達と一緒の時には聞けないような美羽だけが知る声のトーン。美羽はこの少し低めな和希のトーンと同時に感じるうっすらと香るたばこの香り…どことなく感じるフローラル系の香り…全てが美羽をくすぐっていた。
和希はそっと離れると頭をポンッとし、部屋を後にして朝食作りに戻った。