T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「買いに行ってくるね!すぐ帰るから!」
「俺も行こうか?」
「たまのお休みなんだから待ってて?」

そう言い残して美羽は支度をして急いで近くのスーパーまで向かった。残った和希はソファ二ドサリと深く腰掛け天井を仰いだ。

「たまの休み…か…あと残り24時間…何がしてやれる……」

そう呟きながら美羽の帰りを待った。
一方の美羽はスーパーに着き買う物を馴れた手つきでどんどん選んで行き足早に会計へと向かった。家を出てから3~40分した頃、美羽は帰宅した。

「和希!ただいま!」

リビングに向かいながら声をかけた時、西日西日が当たり和希の体が透けている様に見えた。
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