T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
そうしてようやく2人の番が回ってきた頃にはもう17時40分を回っていた。
「いってらっしゃい!」
そう言われてゴンドラの扉は閉められた。寂しそうに俯く美羽を見つめたまま和希は話し出した。
「美羽?笑って?」
「笑えないよ!」
「笑ってよ、じゃなきゃ俺次までそんな泣きそうな美羽の顔しか残らないじゃん」
「……和希…」
「もう2度と逢えないわけじゃない。また1ヶ月もしたら逢えるよ?」
「…ん…」
「この2日間俺嬉しかったよ?美羽の手料理また食べれて、ずっと美羽を抱きしめて入れた。結婚したらこんなかなって嬉しかった。美羽は違う?」
「そんな…ッ!」
「いってらっしゃい!」
そう言われてゴンドラの扉は閉められた。寂しそうに俯く美羽を見つめたまま和希は話し出した。
「美羽?笑って?」
「笑えないよ!」
「笑ってよ、じゃなきゃ俺次までそんな泣きそうな美羽の顔しか残らないじゃん」
「……和希…」
「もう2度と逢えないわけじゃない。また1ヶ月もしたら逢えるよ?」
「…ん…」
「この2日間俺嬉しかったよ?美羽の手料理また食べれて、ずっと美羽を抱きしめて入れた。結婚したらこんなかなって嬉しかった。美羽は違う?」
「そんな…ッ!」