T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
「…観覧車に乗ったの。その後降りた時に受付のお兄さんが気付かないフリをしてくれたの…それってやっぱり"フリ"だよね?」
『フリじゃない。まずは俺が記憶を喰らったのがあの男だから。』
「…じゃぁ!あの…鈴みたいな頭にってか…鼓膜に…響くみたいなあの音って…」
『俺が知らせる音。…と同時に俺が記憶を喰らう合図だ。』
ピエドラの淡々とした答え方に泣きたくなる位のもどかしさまでの感情が美羽の心に生まれた。
『後聞きたいことは?』
「…もう…何が聞きたくて聞きたくないのか…わかんないよ…」
『聞かなくても良いけど受け入れなくてはならない事実は受け入れてもらう。』
『フリじゃない。まずは俺が記憶を喰らったのがあの男だから。』
「…じゃぁ!あの…鈴みたいな頭にってか…鼓膜に…響くみたいなあの音って…」
『俺が知らせる音。…と同時に俺が記憶を喰らう合図だ。』
ピエドラの淡々とした答え方に泣きたくなる位のもどかしさまでの感情が美羽の心に生まれた。
『後聞きたいことは?』
「…もう…何が聞きたくて聞きたくないのか…わかんないよ…」
『聞かなくても良いけど受け入れなくてはならない事実は受け入れてもらう。』