T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
答えることがない美羽。心もピエドラに閉ざし始めてしまった。
『これが事実、これが契約だ。』
「…和希も今日の事…」
『影山和希は覚えてるよ?彼がこの満月の出来事を忘れるのは最後の満月が終わった時だよ。』
それを聞いた美羽はどうにもならない位の闇にも似た感情を覚えた。
『だから俺は何度も聞いた。お嬢に耐えれるかって…最後まで耐えれるかって聞いたよね?』
「こんなに寂しいなんて…」
『思わなかった?』
「……ッ」
『受け入れてくれなければ困る。契約者の心が閉ざされたら困ることだらけだから。』
「まだまだ私…知らない事あるよね…」
『あるよ?』
『これが事実、これが契約だ。』
「…和希も今日の事…」
『影山和希は覚えてるよ?彼がこの満月の出来事を忘れるのは最後の満月が終わった時だよ。』
それを聞いた美羽はどうにもならない位の闇にも似た感情を覚えた。
『だから俺は何度も聞いた。お嬢に耐えれるかって…最後まで耐えれるかって聞いたよね?』
「こんなに寂しいなんて…」
『思わなかった?』
「……ッ」
『受け入れてくれなければ困る。契約者の心が閉ざされたら困ることだらけだから。』
「まだまだ私…知らない事あるよね…」
『あるよ?』