T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~
そうして初出勤の日程も決まり電話は切れた。切れた電話のすぐ後に美羽は色々と考えた。
「和希…決まったよ?」
そう思った次の瞬間に美羽は心にいるはずのピエドラにも話しかけた。
「アル!」
無言のままどうにもならないピエドラに何度も何度も話しかけた。
「アル!…アル……返事位しなさいよ!アルバ・ピエドラ!!!」
いつもなら怒鳴るくらいに高ぶると何らかの反応があるにも関わらず昨日の夜から全く反応が返らない。今もそうだ。
「アル…なんで?どうしていなくなっちゃったの?これ以上1人になるのは嫌…1人にしないでよ…」
そうして俯いてしまった。
「和希…決まったよ?」
そう思った次の瞬間に美羽は心にいるはずのピエドラにも話しかけた。
「アル!」
無言のままどうにもならないピエドラに何度も何度も話しかけた。
「アル!…アル……返事位しなさいよ!アルバ・ピエドラ!!!」
いつもなら怒鳴るくらいに高ぶると何らかの反応があるにも関わらず昨日の夜から全く反応が返らない。今もそうだ。
「アル…なんで?どうしていなくなっちゃったの?これ以上1人になるのは嫌…1人にしないでよ…」
そうして俯いてしまった。