秘密の片思い 番外編④
「4日後に戻る予定なの」
そう言いながら、編集部のお土産の菓子折りとは別の紙袋を由奈ちゃんに手渡す。
「?」
由奈ちゃんはキョトンとした顔で受け取る。
「由奈ちゃんが欲しいものだよ」
「え!?」
由奈ちゃんは急いで紙袋からセロハン紙に包まれた物を取り出すと、目を輝かせた。
「愛さんっ!!! これっ!」
由奈ちゃんが広げたのは全日本の郁斗のサッカーユニフォーム。
「うわーっ! 背中に大きくサインがーっ!」
由奈ちゃんは目に涙をためて喜んでくれている。そんな由奈ちゃんを見て私も嬉しかった。
「愛さん! 本当にありがとうございます! もうみんなに自慢しちゃいますっ!」
由奈ちゃんは皺にならないようにユニフォームを抱きしめる。
「喜んでくれて良かった」
「朝倉~ 俺も朝倉選手の大ファンなんだが」
君島編集長の物欲しげな目つき。由奈ちゃんは殺気を感じてさっさと紙袋にユニフォームをしまう。
そう言いながら、編集部のお土産の菓子折りとは別の紙袋を由奈ちゃんに手渡す。
「?」
由奈ちゃんはキョトンとした顔で受け取る。
「由奈ちゃんが欲しいものだよ」
「え!?」
由奈ちゃんは急いで紙袋からセロハン紙に包まれた物を取り出すと、目を輝かせた。
「愛さんっ!!! これっ!」
由奈ちゃんが広げたのは全日本の郁斗のサッカーユニフォーム。
「うわーっ! 背中に大きくサインがーっ!」
由奈ちゃんは目に涙をためて喜んでくれている。そんな由奈ちゃんを見て私も嬉しかった。
「愛さん! 本当にありがとうございます! もうみんなに自慢しちゃいますっ!」
由奈ちゃんは皺にならないようにユニフォームを抱きしめる。
「喜んでくれて良かった」
「朝倉~ 俺も朝倉選手の大ファンなんだが」
君島編集長の物欲しげな目つき。由奈ちゃんは殺気を感じてさっさと紙袋にユニフォームをしまう。