氷と炎の魔女
「あ、このブレサー…連のじゃん…」
完全に忘れてた
またこれから連のとこに行くのは嫌だしそろそろカエルたちが解けそうだし
「ココアちゃん!大丈夫だった?」
私が屋上のドアを開けて一番初めに迎えてくれたのはチョコだった
「大丈夫だったよ…たぶん。」
「もぅ!多分って…。あまりむちゃしないでね。」
チョコの顔を見るとホントに心配してくれたんだってことがすごく分かった
嬉しくなった私はすこし頬を緩めてしまってチョコに「笑い事じゃないよ!」っと怒られてしまった
「あっれ?そのブレザーって誰の?」
ブラウニが私に近づいて連のブレザーを手にとった
「男…?」
「えっ?!あ、うん、男の子のだけど…」
それが?って顔してるとみんなが一斉に私の方を見た。
「人間に会ったの?!話したの?!」
ミントの大きい声が耳の中でキーンとなる
「ちょ、声でかいよっ」
「いいから、答えろよ、これなに?」
不機嫌ブラウニー
私はブラウニーの気に触ることした?
「あ、さっきね…?」
私はさっき合った出来事をみんなに話した