氷と炎の魔女


「魔法で転入のことはどうにかなると思うの!それに人間のこともっと知りたいし。あ!でも皆が嫌なら私1人で…」



「わ、私もちょっと人間に興味湧いたかも」


ミントがスーッと右手を上げた



「チョコが行くなら私も」



「え、みんな行くのかよ、じゃあ俺も」



「みんな、ありがとう」



ニコッと笑顔で笑うチョコに少し癒された


「でも、どうやって転入するの?」



「えっと…実はね…?」



「魔法でどうにかするって言ったけど実はもうここに転入する予定だったの」



「え?まって意味わかんないよ?」



「ごめんね?ここに来る前、担任の先生から言われてたんだ。一応私たちの仕事は人間を懲らしめること、でしょ?1番人間達に接することが出来るのって学校でしょ?」



「なるほどね…」



「まぁ、ちょうどいいんじゃね?」



え、まってみんな理解早くない?



「私、よく分からないんだけど…?」



「さっすが馬鹿だな!!」



ブラウニーは大きな口をあけて笑った



「え?なんで?笑うとこあった?!」



「ココアってやっぱりココアだね」



意味わかんないし!



「んー?政府からの「あの命令」は学校が1番適してるの。でも、とりあえずこれで転入は出来るよ」



「うん?出来るならそれでいっか!」



「ココアお前絶対意味わかってねぇだろ?」



「う、うっさい!!」



こうして私たち4人は人間界の学校に行くことになった


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