氷と炎の魔女
「えー、このクラスに転入生が2名来ました。では入ってください」
ーーーガラガラッッ
私がドアを開けた瞬間みんなが一斉に私達を見つめる
う、うわーこうゆうのちょっと、慣れてないよ
「あ。」
大きな声で「あ」っと言ったのはあの連だった
「あーーっっ!!」
私は思っきり大きな声を出してしまった
「ちょ、ココアちゃん?!」
「さっき話したの連ってやつ!あいつだよ!」
「え?あの人なの??」
私達は教卓の前でがやがやしてると一番前のやんちゃそうな人が「お前ら連の知り合いか?」っと言ってきた
「しりあいじゃないし!」
「しりあいじゃねぇーし!」
私は連と不覚にも声を揃えてしまった
ホンット最悪
すると突然担任であろう先生がパタンと手を叩いた
「知り合いっぽいし連くん、休み時間でもこの子達の案内ヨロシクね!」
「は?ちょ、むりだしめんどくせぇーし」
「だめでーす、先生命令です!あ、じゃあ二人とも自己紹介ヨロシクね!」
うわぁ、先生やるな…
「は?まじでむりだし!」
ずっとグチグチ言ってる連に先生は注意をしてた
「えっと、騒がしくしてすいませんでした!私は橋田ココアです!私達は二卵生の双子です!仲良くしてください!」
「よろしくーココアちゃーん」
いろんなところからよろしくって言葉が溢れてる
あ、なんだか楽しくなりそう。
「あ、えっと…チョ、チョコです。ひ、人見知りなんですけどよろしくお願いします…」
チョコはペコッと深いお辞儀をした
いや、深すぎでしょ?!と思うほどだったよ?
すると「かわいいー」や「よろしくねぇ!」などの声も挙げられた