徒然なるままに、短歌部
瀬花高校爆破予告事件-後編-
「さあて、まずは、おさらいからいこうか」
そう言って、サラダ先輩は、予告状を取り出し、それを読み始めた。
高校に時限爆弾を仕掛ける。
学園祭を中止にすることを目的とする。
学生探偵への挑戦状として、教師や警察に話した時点で、爆破するようにする。
解除の方法は、赤いコードを切るだけという、高校生でも作れるシンプルなもの。
碁盤は、東棟に西棟を積み重ねて作る。場所は、社会科資料室と数学準備室。
タイムリミットは、日没まで。
東京、名古屋、京都、姫路、小倉→これってまさか、東海道新幹線の駅名?となるよ