徒然なるままに、短歌部
それにしても、短歌を作るのって結構難しい。
どんなにいい言葉が浮かんできても、それを上手く五、七、五、七、七に収めなきゃいけない。
こう考えると、作文を書いたり、詩を書いたり、小説を書いたりする方がよっぽど簡単だし、私にはそっちの方が向いているんじゃないかと思う。
小説……かあ。
確かに書くのは好き。本を読むのも好き。でも、だからって言って、才能があるわけじゃない。
私の小説はせいぜい、戸松先輩に笑われる程度の『レイニーブルー』でしかない。
才能がない。でも、短歌を詠む才能はあるかもしれない。お母さんの血を引き継いでいるはずだから、きっと私には才能があるはず。
ただ、今はそれが開花してないだけ。