徒然なるままに、短歌部





結局、部活終わりのチャイムが鳴り、私が詠めた短歌はたった一首。




『空回りしてばかりだったトリックに 私の心は夏模様』




何か知らないけど、井上陽水っぽくなった。




なんで! なんで! なんでこうなる!




ああ、もう夢の中へ行ってしまいたいよ。




帰れないよ、こんな短歌残して……。





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