徒然なるままに、短歌部





私の疑問を感じ取ったのか、先輩は前髪をかき上げ、上斜め45度くらいの角度で言った。




「もう隠していてもしょうがないだろう。君は気づいているようだしね」




気づいている……ってことはまさか!




「さて、解答の時間だ」





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