染マレ。~私たちの恋色~
舞ねえのマイペースさは尊敬する程のものだ。


むしろ長所だよ・・・。


またひきずって洗面所まで連れて行こうと思ったけど、重いので洗濯物は自分でやることにした。



「あ・・・ありがとね、華音。私、舞なんとかしとくから」


「うん、お願い」


「ごめんねえ・・・」



なんで桜華ねえが謝るの・・・。


必死に舞ねえを起こし始める桜華ねえを見ながら思う。



「ううう・・・舞・・・準備してえ・・・」


「・・・・・・」



本当に大丈夫か・・・?あの人たち。
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