染マレ。~私たちの恋色~
「・・・ふう」



洗濯物を干し終わると、桜華と舞の支度が終わっていた。


舞もついに目が冴えてきたようだ。



「いえーい!!じゃ、学校いくべー!!」


「舞ー!華音洗濯物やってくれたんだからお礼ぐらい言いなさいよ」


「いやーん、桜華ねえはおっかねえー!」


「なにそのダジャレ!超つまんないんだけど!!」



・・・うるさいなあ。


意外とケンカすんだよな、このふたり。


私も準備しなきゃ。



「私はいいから、はやく行ってきなよ・・・」


「わー!今日は華音が天使に見えるう!」


「今日はって何!?」



調子にのるな!



「はあ・・・もう。じゃあ、行ってくるね」


「いってきます!」


「いってらっしゃい」



そうして二人は出て行った。

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