染マレ。~私たちの恋色~
そして、お姉ちゃんがつくってくれた朝食を食べる。


舞はまだ眠そうにしていて、それをギラギラとした目で睨むのが華音。


それがうちの朝食のお約束。


華音はみためはお姫様のようにかわいいんだけど、クールでなんでもさらっとこなしてみせるかっこいい性格。


几帳面なところは、お姉ちゃんに似たのかな・・・?


私は人見知りだし、ドジなところがあるからな・・・。



「華音ー、視線が痛いよーー穏便にいこーー?」


「それだと舞ねえ100年眠り続けるでしょ!?」


「おーげさだなあ・・・」



のんびりした舞と、キビキビした華音の会話に、思わず笑ってしまう。
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