染マレ。~私たちの恋色~

三女、舞。

空のうえにある、お菓子の家。


雲の上を自由自在にとびまわり、お菓子の家にまっしぐら・・・



「はーーい舞ねーちゃんおきてくださーい」


「っ!?」



お菓子の家に飛びつくつもりが、冷たい床に顔面強打。



「いたあ・・・」


「朝だよ!おきて!!」


「嫌・・・まだ寝る・・・」


「じゃあ強制連行!!」



華音に引きずられ、今日も儚い夢の世界は幕を閉じる。
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