オレサマ的な王子さま
会社では
「おはようございます。社長昨日はありがとうございました」
単純な社長
「そうか?よくなったか?じゃあいつもの目覚めの濃いのを」
「はい、承知いたしました」
コーヒをセットしていたら
「お前は、誰なんだ?大石ではない」
この社長なんでわかるの?
「夕夏はどこだ?」
「私がわからないの?」
「大石は、甘えた声だ、お前は、完璧な秘書だ、私の子猫はどこだ?」
私達を見破るなんて・・・・・
「夕夏をどうしても手に入れたいんですか?」
「あ ぁ どうしてか、気になって仕方ない、こういう風に俺様から消えてなくなる怖さが何故かわいてくる」
「夕夏に言っておきます」
「だから、お前は誰なんだ?」
「私は夕夏の双子の姉の夕貴です、親でも間違えていたのに見破るなんて、今日は、諦めてくださいね」
「あぁ・・・・・」
一日中、今までしたことのない仕事量をこなし、会議にも積極的に出ていった。
社員も唖然と見ていた。
「社長、心いれかえたんですか?」
「秘書がいないからつまらん、社長室にても、息苦しいからな」
「大石さんいたでは?」
「あれが大石?違う双子の姉だと、お前らの目は、節穴か?それだから、偽者を掴まされるんだ」
何故俺らが説教くらうんだ❓
心外だ
でも、この会社、大石の気持ちで左右されるのは間違いないと確信した日だった。
大石・・・・早く帰って来い
俺様を病気にさせるつもりか?
早く帰って来い・・・・大石の肌が恋しい。
妄想中の社長
社長室をノックする音
「復帰しました、大石 夕夏入ります」
入った途端、社長が
「大石、おかえり」きつく抱き締めた
「ご心配おかけしました、社長」
「俺様から逃げるなよ、じゃあいつものように、濃いのをな」
「はい」
コーヒをセットしていたら後ろから抱き締めきた。
社長も軽やかに会議にいった
そうじでもって
さて、いなくなったところでのんびりと、掃除を始めた デスクと床の間から一枚の女性と楽しく笑っている写真が出てきた。 独身?て言ってた 写真の裏には、新婚旅行にてって書いてあった。
「大石、行くぞ、」
「・・・・・・・・」
「時間がない、」
「いってらっしゃいませ、」
「さっさと来い」って腕を引っ張ったけど、それを振るいはらった
「お前は、全社員から売られて来た秘書だ、俺様にたてつくな、来い」