オレサマ的な王子さま
目覚めたら、知らない部屋
はっとよ姿見たら裸
慌ててベットから出ようとしたら
手首捕まれて押し倒された。
ぎゃーっ
「おはよ、大石さん」って、顔が迫った。
唇を塞がれ身動きができない
『やだ、社長・・助けて・・・』
涙が頬を伝った
無理矢理、行為をされた。
シャワーあびているときに、出ていった。
社長に顔あわせられないって
社長の前から姿を消した
そして、退職届と部屋の鍵を送った
一言、ごめんなさいって書いた。
『なんだよ、これは・・・・』
俺の前から姿を消した。
何故なんだ?
「あれ?大石さんは、❓」
「あれほど、お願いしたのに・・・」
「またお前何したんだ?」
「別に対したことない、無理矢理行為したくらいさ」
「お前ってやつは、いつもそうだ、何故なんだ?俺の秘書を返せ、退職届が来た」
「たったあれだけの事でか?」
「大石はな、純粋なんだ、」
言われるもなにも、社長の暴君が・・・また始まった
夕夏・・・・・今どこに居るのか?
社長に近づけないオーラ全開になっていた。
眉間にしわ寄せて、指はデスクを小刻みに叩き、足は揺すり時折顔をあげては、夕夏のいた居場所を眺めていた
夕夏・・・・今どこにいるのか?俺様にとって夕夏はいなくてはいけない存在になっていた。
夕夏・・・「は~い、社長」
空耳?
「哲平君、夕夏知らない?」
「なんだ夕貴か?俺様も探しているんだ、退職届を郵送してきた」
「夕夏に何した?思い詰めて、ただ泣いていたけど、目を離した隙にいなくなった」
ふらふらと、車道に倒れ込んだ
「何してる、早く助けないか」
車に運び、そのまま走りさった。
手厚い看病のお陰で夕夏は助かる。
「ありがとうございました。」
「無理には聞かないが、わけがありそうだな?」
「私がいたら、社長と副社長の兄弟がいつまでも喧嘩してしまいます。社長は好きですが・・・・」ってなき伏せた。
「じゃあ社長は、哲平か?」
「何故知ってるんですか?」
「まあとにかく、ここで癒しなさい」
「お言葉だけで・・・・・」
「ここにいて私の秘書してもらえないだろうか?時折、哲平の様子を教えるかわりに・・・・」
「もう、いいんです。決心にぶりますから」
「そうか?また遊びに来なさい」
あぁ、逝けなかった、私がいたら
どうにもならない、社長も汚いって言うんだろうね。
会社
社員に・・・怒涛を浴びせまくっていた。
「社長なにも、あそこまで言わなくとも」
「うるさい、お前達が・・・・・」力なく経たり混む社長
夕夏・・・・・って呟いていた。
「夕夏さんなら、初老の男性と一緒にいましたよ」