オレサマ的な王子さま


社長に来客あり

「神原社長、例の秘書か?」

「そうだ、恋に恋しのだったが、することなすことすべて裏目にでている」

「君の名前は?」

「大石 夕夏です」


「大石さんか?神原社長の事は聞いているか?」

「はい、野蛮だから1日と秘書がもたないって言ってました」


「そうでなくて」


無理に聞くなって目で合図しているのにお構い無く

「神原社長と付き合う気はないか?」


「はい でも 断れば社員が今以上の仕事量になりかねないんですよね」



な なんだい?その社員が路頭に迷うって」

「社員の中では、社長次第で仕事が左右されるそうなんです、言わば私は社員からの貢ぎ物でしかないんです、気持ちなんてなくても、社長に奉仕すればいいんです、そう 夕夏には、恋愛はもうできない」って伏せ泣いた。


「だから、謝っているだろ?」

< 6 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop