オレサマ的な王子さま
待ちぼうけ
今日の社長なんだか近寄りがたい 近寄るな、オーラ全開中 珍しく、真剣に、書類に向き合っている。 コーヒを持って行っても生返事 この反動が後々怖い。
「大石、今日はついて来い」
「はい?」
「秘書なら来い、ここにいてもつまらん俺様の事言いまくるんだろ?」
「はい?意味わかりませんが」
「つべこべ言わずに来い」
つべこべ言っているのは、社長なんですが・・・・・
社長は同期との食事会
「そこ、動くなよ、動いたら犯すからな」
「はい、行ってください」
ここの店いつから、かわいこちゃん付けたのか?って盛り上がっていた。
声かけようか?
そうだな、かわいこちゃんいたら
場が盛り上がるだろ?って出ていった。
「ダメだ、ここを動くなって言われたみたいだけど、あるだけナンパされていたら、放置したやつ見てみたいな、な神原」
まさか、大石の事か?
まあ動いてないみたいだな
賑やかに場が盛り上がり、外を見れば大雨がふりしきっていた。
「雨だ、そろそろお開きにしないか?」
ぞろぞろと出てきて、見たら、ずふぬれになっていた。
「終わりましたか?ご苦労様です、やっと解放してくださいね、神原社長、失礼します」
「車にのれ」
目に涙ためて、にこりと会釈した
「神原?お前って鬼か?あんなかわいこちゃんを・・・・・」
代わる代わる、声かけたが、やんわりと断った。「後々こわいですから」って