カニバリズム。
僕の彼女
朝食のために湯を沸かす。
何を煮るかは分からない。
そんなときは食料庫を開けてみて?
ほらほら美味しそうなものが目の前に。
かんじがらめの手が入る。
ステキな光景が目の前に。
僕はあの子を見つめてる。
読書してても見つめてる。
君の目はいつもキラキラ。
「 君はどこを見ているの? 」
僕のことを見ない君には、
ちょっとお仕置きをしないとね?
今夜は月が丸いから、
すこし散歩に出てみよう。
かわいい首輪を買ったから
君は嬉しそうに泣いている
そんなに僕が好きなんだ?
もっと、もっと、愛を注がなきゃ。
愛に言葉はいらないね?
いらないものはとっちゃおう☆
愛に手足はいらないよ?
ぜんぶまとめてとっちゃおう☆
晩のおかずがなくなった。
ある朝、悪魔がやってきて
僕を連れてくオリの中。
ダメダメ、君も一緒に行かなきゃ。
ああ、でも君は
もう形が無いね☆