優先順位
約束
放課後、いつものように帰宅する支度をしていると。
「澪!久しぶりに帰ろう。」
私の目の前に急に現れた慎也。
「え!!」
「なにー?嫌ーー?」
「ううん!帰る!!」
些細な事なのに、久しぶりに慎也が迎えに来てくれて嬉しい気持ちでいっぱいだった。
「お!今日は慎也君迎えにきてる!」
優が後ろから抱きついてきて羨ましそうに呟いてる。
「羨ましい〜!私は1人寂しく委員会活動いってきますよ〜だ。」
「がんばれ(笑)また明日ね!」
「ありがと〜」
優とばいばいして慎也と学校を出た。