クールな同期が私だけに見せる顔
シャツを引っ張り上げられ、あっという間にスカートも引きずり降ろされた。

服をすべて脱がされて、下着だけになる。

ブラの肩ひもを、外そうとして彼が手を止めた。

「下着はいいでしょう?」

彼は、私の話を無視して言う。

「晴夏は、ここで抱かれたことある?」
彼の視線が、さっと部屋の中を見渡す。

「なに言ってるの?」

「わかってるだろう?俊介さん、キッチンで晴夏のこと抱いたのか」省吾はバンと台を叩いて言う。

「そんなこと、あるわけないでしょ」

「そっか、よかった。じゃあ、俺は、今すぐここで君を抱く」

脱いだ服の上に私を押し倒すと、彼は自分も服を脱ぎだした。

「省吾、分かったから。ベッドまで行こう?」

「ダメ。俊介さんがしてないことしたい」

「省吾、もう、わかったから、優しくして」
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