クールな同期が私だけに見せる顔
「覚悟しろ、浮気女」
「なに?」
「結局、浮気したのは、お前の方じゃないか?」
「なんでそうなるのよ?」
「俺、美登里には触れてない。
晴夏が大事だから、誤解されるような真似できないって……」
「んん……」
「償いはしてもらうよ」
「ええっ!」
「そうしないと傷ついた心は、癒されないからな」
「ど、どうするの?」
「とりあえず、俺のこと好きって言えよ」
「沢井さん、好きです」
「なんだよ、それ。小学生の告白かよ。
全然そそられない」
省吾はソファにもたれて、頭の上で腕を組んだ。
「好きって、言葉には変わりがないじゃない」
「気持ちがこもってない」
「省吾……そんなふうに言わないで。
省吾が私のこと本気で思ってくれてて嬉しいの。分かってくれないの?」
「だから、言葉でちゃんと言って欲しいって言ってるだろう」
「好き。省吾。あなたのどの部分も」
彼の顔に触れるほど近づいて、
目尻にキスをする。
ピクンと彼が反応する。
「なに?」
「結局、浮気したのは、お前の方じゃないか?」
「なんでそうなるのよ?」
「俺、美登里には触れてない。
晴夏が大事だから、誤解されるような真似できないって……」
「んん……」
「償いはしてもらうよ」
「ええっ!」
「そうしないと傷ついた心は、癒されないからな」
「ど、どうするの?」
「とりあえず、俺のこと好きって言えよ」
「沢井さん、好きです」
「なんだよ、それ。小学生の告白かよ。
全然そそられない」
省吾はソファにもたれて、頭の上で腕を組んだ。
「好きって、言葉には変わりがないじゃない」
「気持ちがこもってない」
「省吾……そんなふうに言わないで。
省吾が私のこと本気で思ってくれてて嬉しいの。分かってくれないの?」
「だから、言葉でちゃんと言って欲しいって言ってるだろう」
「好き。省吾。あなたのどの部分も」
彼の顔に触れるほど近づいて、
目尻にキスをする。
ピクンと彼が反応する。