ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
さっきも……。



俺のこと、男として意識してたんだろ?



「えっ?」



大熊さんは、俺の言葉に驚いたように顔をあげたけど……。



「だって。
俺のほうばっかり見るから」



俺は断言して、大熊さんの後ろの棚に、トン……と軽く手をついた。



「さっきも見てたし」



それは、俺のことが好きだからなんだよな?
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