ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
そして、くるりと背を向け……。



俺は自ら、女子の中心に戻っていった。



そんなことをしたのは、もちろん……。



“成宮のことなんか、忘れて。



俺でいっぱいになっちゃえば?



つか、おまえだって……。



とことん、ヤキモチをやけばいいんだよ”



そんな、子供じみた考えから。



でも、そんなことをしても気を引きたいくらい……。



俺は、おまえのことが、好きなんだよ。
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