ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
きっと、あれだな。



そう思って、急いで近づく。



「話って……なに?」



大熊さんの声が聞こえた。



ちっさいから、姿は女子にはばまれて見えないけど。



よかった。



そこにいるんだ。



ホッとしながら、足を早めた。



「あー、HRの議題なんだけど、席替え……。
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