ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
「うん、決めた」



と、大熊さんが、明るく大きな声とともにうなずいた。



そして、次の瞬間……。



「あたしは、委員長のことが好き」



俺の目を見つめながら、大きな声ではっきり言った。



――マジ……か?



それが、最初の感想。



ここ1ヵ月、まともに話してないから……。



フラれたのかと思ってた。
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