ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
興味を持った瞬間っつーのかな。



でも、やべ。



今のひとりごと……。



コイツに、聞かれた?



内心、少し焦ったけど……。



「え?
なに、今の」



キョロキョロあたりを見回している大熊さんは、気づいていないようだった。



その言葉を発したのが、俺だってことに。

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