ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
その瞬間、頭よりも先に体が動いた。



「わかるよ。
大熊さんがドキドキしてること」



そんなことを口にしながら、大熊さんの体を包み込んだのは……。



すげー可愛いと思ったのと、もうひとつ……。



おまえ、俺を好きになれば?



本気で、そう思ったから。



どうやら俺は……。



大熊さんの可愛さに、ノックアウトされたらしい。
< 92 / 386 >

この作品をシェア

pagetop