フラワーガーデン【アリシア編】
「手、邪魔……」


ジョージの吐息から漏れる言葉に一瞬、たじろいでしまう。


「怖い?」


きつく閉じていた目を薄っすらと開けると、ジョージの優しい目と合う。


「……やめる?」


私は、慌てて首を振る。

ジョージは笑いながらいつの間にかショーツに手を潜ませてくる。

「あ……」

やっぱり恥かしい……

ジョージの私を弄る指がその更に中へと侵入してくる。

「い、痛い!」

ジョージは慌ててその指を抜くと、「参った……」と溜息を吐く。

「力、抜かないと……」

「抜いてる……」

「……嘘つけ」

ジョージはクスリと笑うと、ガチガチと震える私にキスをし、あっという間にショーツを剥ぎ取る。

「恐がらないで」

ジョージはそう言うと再び体を下へ下へと移動させ、敏感な場所を探り当てると、唇で、その舌で私の体を溶かし始める。


「い、いや!いや!!」


こんなことするなんて……聞いてない。

ジョージの動きを止めようと必死で手と足で押さえ込もうとする。

それでも、ジョージは止めない。

彼の淫らな指先に、貪る唇に、シーツが乱れ、息が震える。




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