フラワーガーデン【アリシア編】
「坊や、運転上手ねぇ~」
「一応、免許持ってますから。日本のですけど」
「あらあら~。こっちの坊や、のびちゃってるわ。あらぁ~?このコ、女の子じゃない!?」
アマンダは、後部座席で眠っているアリシアの胸をもみもみと触って、「やっぱり」と手を叩く。
「なっ、何するんだよ!」
「このコ、あんたの恋人?」
「違うよ。だけど、恋人以上に、大切な女の子……」
「へぇ~。それで手が出せないんだぁ」
アマンダの言葉を無視し、車から降りると後部座席のドアを開け、アリシアを抱きあげる。
「今日は助かりました。ありがとうございました」
一刻も早く宿を取り、アリシアを休ませた方がいい。
急いでリュックに手を伸ばす。
リュックまでもう少し、というところでアマンダの手が僕のリュックを掠め取る。
「うちに泊まってけばいいじゃな~い」
「そういう訳にはいかないです。返してくれませんか?それ」
「遠慮しないでぇ。こっちよぉ~」
羽が生えたように彼女はスキップしながら、店の扉に手を掛け、全開にする。
「み~んなぁ~!おっきゃくっさーーーん」
「一応、免許持ってますから。日本のですけど」
「あらあら~。こっちの坊や、のびちゃってるわ。あらぁ~?このコ、女の子じゃない!?」
アマンダは、後部座席で眠っているアリシアの胸をもみもみと触って、「やっぱり」と手を叩く。
「なっ、何するんだよ!」
「このコ、あんたの恋人?」
「違うよ。だけど、恋人以上に、大切な女の子……」
「へぇ~。それで手が出せないんだぁ」
アマンダの言葉を無視し、車から降りると後部座席のドアを開け、アリシアを抱きあげる。
「今日は助かりました。ありがとうございました」
一刻も早く宿を取り、アリシアを休ませた方がいい。
急いでリュックに手を伸ばす。
リュックまでもう少し、というところでアマンダの手が僕のリュックを掠め取る。
「うちに泊まってけばいいじゃな~い」
「そういう訳にはいかないです。返してくれませんか?それ」
「遠慮しないでぇ。こっちよぉ~」
羽が生えたように彼女はスキップしながら、店の扉に手を掛け、全開にする。
「み~んなぁ~!おっきゃくっさーーーん」