フラワーガーデン【アリシア編】
「なぜ君がここに……」
口をアングリと開け、史上最高にマヌケな顔をしているであろう僕を待ち受けていたのは、史上最悪の事態だった。
「先生!大変!!」
バン!と扉が勢いよく開き、アリシアが飛び込んで来た。
「おっ食事チュ~~♪」
ピラニア、もとい、アマンダがヒラヒラと手を振る。
アリシアの目がアマンダの胸(というより、それを掴んでいる僕の手)に注がれる。
アリシアは物凄い目で僕を睨むと、そのまま再びバン!と扉を閉めた。
ああ……。
悪夢だ……。
上体を起こし、膝を立てると、はぁ~と溜息を吐き、目を手で覆う。
「もう、おしまいだ……」
「まだまだ♪センセ~、お楽しみはこれからよぉ~」
クラッと眩暈がする。
血の気の引いた頭で、ふと、さっきアリシアが「大変」と言っていたことを思い出し、重い足をベッドから床に下ろして、ぎょっとする。
何も服を着ていない。
「アマンダ!僕の下着とズボンを返して下さい!!」
「い~や~~。これから食べるんだも~ん」
「アマンダ!!」
「エッチしてくれるまで返さな~い」
アマンダはツーンとそっぽを向き、指に引っ掛けた僕のズボンをクルクル回す。
「くそっ!」
取り返すことを諦めてシーツを引っ張ると、腰に巻き付け、アリシアのいる隣の部屋のドアをノックする。
口をアングリと開け、史上最高にマヌケな顔をしているであろう僕を待ち受けていたのは、史上最悪の事態だった。
「先生!大変!!」
バン!と扉が勢いよく開き、アリシアが飛び込んで来た。
「おっ食事チュ~~♪」
ピラニア、もとい、アマンダがヒラヒラと手を振る。
アリシアの目がアマンダの胸(というより、それを掴んでいる僕の手)に注がれる。
アリシアは物凄い目で僕を睨むと、そのまま再びバン!と扉を閉めた。
ああ……。
悪夢だ……。
上体を起こし、膝を立てると、はぁ~と溜息を吐き、目を手で覆う。
「もう、おしまいだ……」
「まだまだ♪センセ~、お楽しみはこれからよぉ~」
クラッと眩暈がする。
血の気の引いた頭で、ふと、さっきアリシアが「大変」と言っていたことを思い出し、重い足をベッドから床に下ろして、ぎょっとする。
何も服を着ていない。
「アマンダ!僕の下着とズボンを返して下さい!!」
「い~や~~。これから食べるんだも~ん」
「アマンダ!!」
「エッチしてくれるまで返さな~い」
アマンダはツーンとそっぽを向き、指に引っ掛けた僕のズボンをクルクル回す。
「くそっ!」
取り返すことを諦めてシーツを引っ張ると、腰に巻き付け、アリシアのいる隣の部屋のドアをノックする。