フラワーガーデン【アリシア編】
「アリちゃん、先生と幸せになるのよぉ~」
「え?!い、いえっ!!私は……」
「いいの!いいの!分かってるの!そうよね~。
愛するセンセーとの愛を貫くなんて、もう、アマンダ、泣いちゃう!!」
アマンダは豪快にバスタオルで鼻を噛む。
アマンダ達は、どうやらアリシアがエドワード・マッカーシーとの婚約から逃れ、僕と恋の逃避行をしていると勘違いしているらしかった。
僕達が部屋から出ると娼館の女達が来た時と同じようにズラリと整列し、足で床をリズミカルに踏み鳴らしながら、笑い歌って僕達の旅立ちを見送ってくれた。
「アルバートォ~、お名残惜しいわぁ~♪」
「バカね!アリシアちゃんよ!」
列の中から一人の女が飛び出し、アリシアに抱きついた。
「元気でね!アリシアちゃん」
女はすかさずアリシアの胸を触り、次の瞬間、心底しょんぼりしたらしく、項垂れた。
「ホントだぁ~。私よりちっちゃいけど、胸があるぅ……」
アリシアが固まってる。
「センセ~!いつでもいらしてね~!タダでサービスしてあげるわ~ん!」
「毎晩だって喜んでお相手するわ!!!」
僕も固まる。
全く。
どこまで、シタタカな女達なんだ……。
僕は参ったとばかりに、くすっと笑う。
「ニヤニヤしちゃって……先生のエッチ!!!!」
「ごっ、誤解だよ!」
慌てて否定しながら振る僕の手をアマンダがガシっと掴むと、その胸に押し当て、僕の左頬にキスをした。
「愛人でもいいから~、あの夜の続きを今度、しよーね♪」
「あ、あれは!いや、それは、ちょっと……。あの、誤解しないで、アリ……」
バッチィィィィーーーーン!!!
その時、僕のもう片方の頬にアリシアの平手が飛んだ。
「え?!い、いえっ!!私は……」
「いいの!いいの!分かってるの!そうよね~。
愛するセンセーとの愛を貫くなんて、もう、アマンダ、泣いちゃう!!」
アマンダは豪快にバスタオルで鼻を噛む。
アマンダ達は、どうやらアリシアがエドワード・マッカーシーとの婚約から逃れ、僕と恋の逃避行をしていると勘違いしているらしかった。
僕達が部屋から出ると娼館の女達が来た時と同じようにズラリと整列し、足で床をリズミカルに踏み鳴らしながら、笑い歌って僕達の旅立ちを見送ってくれた。
「アルバートォ~、お名残惜しいわぁ~♪」
「バカね!アリシアちゃんよ!」
列の中から一人の女が飛び出し、アリシアに抱きついた。
「元気でね!アリシアちゃん」
女はすかさずアリシアの胸を触り、次の瞬間、心底しょんぼりしたらしく、項垂れた。
「ホントだぁ~。私よりちっちゃいけど、胸があるぅ……」
アリシアが固まってる。
「センセ~!いつでもいらしてね~!タダでサービスしてあげるわ~ん!」
「毎晩だって喜んでお相手するわ!!!」
僕も固まる。
全く。
どこまで、シタタカな女達なんだ……。
僕は参ったとばかりに、くすっと笑う。
「ニヤニヤしちゃって……先生のエッチ!!!!」
「ごっ、誤解だよ!」
慌てて否定しながら振る僕の手をアマンダがガシっと掴むと、その胸に押し当て、僕の左頬にキスをした。
「愛人でもいいから~、あの夜の続きを今度、しよーね♪」
「あ、あれは!いや、それは、ちょっと……。あの、誤解しないで、アリ……」
バッチィィィィーーーーン!!!
その時、僕のもう片方の頬にアリシアの平手が飛んだ。