先生だって遊びたい
翌朝眼を覚ますと見慣れない天井が…

「ん…あれ?ここ何処?」

「美鈴おはよう?」

 (えっ?うそ?なんで一緒に寝てるの?)

慌てて布団の中の自分の姿を確認する。

 (服着てる…)

「何もしてないよ!俺、眠ってる女襲ったりしないから」

昨夜は泣き疲れて寝てしまったようである。

「でも起きてる美鈴は襲う!」

皇輝は美鈴に覆いかぶさり優しいキスをする。

「美鈴、嫌なら拒めそしたら止める」

彼は啄むキスから舌を絡めるキスへそしてその唇が首筋へ降りて来た。
美鈴は拒むこと無く彼を受け入れ、彼の首へ腕を回し彼を求める。

 (流されてるんじゃない、私が皇輝を求めてるの)

「美鈴、良いんだな?」

美鈴は小さく頷き彼を求めた。
互いに求め合い昇りつめた後も彼の腕の中にいた。

「なぁ美鈴結婚してくれないか?」

美鈴は驚いて飛び起きたが胸が露わになり恥ずかしくて再び布団の中に潜り込んだ。

「何慌ててるの?いまさら恥ずかしがらなくても良いじゃん、さっきさんざん見せてくれたのに?」

 (それとこれとは…)

「……あのさ…寝たからって責任取れなんて言わないから!初めてじゃないし…」

「別に責任とかそんなんじゃないから!俺がそうしたいからプロポーズしてる」

「……」

「考えといて」
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