時にはケダモノくんなのです







ビキッ…?





なんの音…?








「……………。」






目の前の子はその捲った体操着を私の鼻に押し当てる。








あぁ…体操着が汚れてしまった…。










「誰が女の子だって?」







そんな声が聞こえて…











「俺は女じゃねぇんだよ!」








ものすごい罵声を目の前の子は私に当てる。






な…何が起こってるの………?















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