強引社長の不器用な溺愛
受け止めよう。

そして、彼とこれからも歩いていこう。明日も明後日もずっと先まで。

私は東弥さんに顔を近づけ、頬を撫でる。


「東弥さん、大好き。もう一回、キスしていいですか?」


「絹は、本当にキスが好きだな」


「はい。ずっとしたいの我慢してましたから。……嫌いですか?キスは」


東弥さんが私の顎を捉え、ささやいた。


「いや、おまえとのキスは最高」


私たちは軽くキスをして、身体を起こした。

新しい一日が始まる。
あなたとだから、世界はキラキラと楽しい。




<おしまい>




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