蕩けるくらいに抱き締めて(続き完結)
…出勤した雪愛は、詰所に入ってすぐ、三条先生に出くわした。
互いに一瞬固まったが、直ぐに動き始めた。
「…おはよう、雪愛ちゃん」
「…おはようございます」
「…雪愛、一緒に回るよ」
「え、あ、うん」
重い空気を断つように、由紀が助け船を出した。
「…ありがとう」
「…別に。…断れたの?」
「…向こうは納得してない、かな」
雪愛の言葉に、由紀は、怪訝な顔をした。
「…でもね、蘇芳先生が来てくれたから」
「マジ⁈良かったね〜…心強いね」
「…うん、…それから、お母さんの事もありがとう」
「…あ!お母さんの具合は⁈」
「…かなり危なかったみたい」
「…そんな」
「…蘇芳先生が、オペしてくれたから、危機は脱したけど」
雪愛の言葉に、由紀は目を見開いた。でも、すぐにニコッと笑った。
「雪愛の救世主…ヤバい。蘇芳先生かっこ良すぎるわ」
由紀の言葉に、雪愛はクスッと笑った。
互いに一瞬固まったが、直ぐに動き始めた。
「…おはよう、雪愛ちゃん」
「…おはようございます」
「…雪愛、一緒に回るよ」
「え、あ、うん」
重い空気を断つように、由紀が助け船を出した。
「…ありがとう」
「…別に。…断れたの?」
「…向こうは納得してない、かな」
雪愛の言葉に、由紀は、怪訝な顔をした。
「…でもね、蘇芳先生が来てくれたから」
「マジ⁈良かったね〜…心強いね」
「…うん、…それから、お母さんの事もありがとう」
「…あ!お母さんの具合は⁈」
「…かなり危なかったみたい」
「…そんな」
「…蘇芳先生が、オペしてくれたから、危機は脱したけど」
雪愛の言葉に、由紀は目を見開いた。でも、すぐにニコッと笑った。
「雪愛の救世主…ヤバい。蘇芳先生かっこ良すぎるわ」
由紀の言葉に、雪愛はクスッと笑った。