蕩けるくらいに抱き締めて(続き完結)
そっぽを向いたまま、蘇芳先生が呟くように囁いた。
「え?あ、ありがとうございます。蘇芳先生に好かれるなんて、看護師として嬉しい限りです」
と、的外れな言葉を返した雪愛。蘇芳先生はまた、溜息をつき、次の瞬間、蘇芳先生は雪愛を抱き寄せた。
「…お前って、ほんっとうに!抜け過ぎ」
「え?あ、え?」
蘇芳先生の腕の中でアタフタする雪愛を、これでもかってくらいきつく抱き締めた蘇芳先生は、雪愛の耳に唇を寄せた。
雪愛の耳は、みるみる赤くなっていく。それでも、蘇芳先生は唇を離そうとはせず、そのまま囁いた。
「雪愛が好きだ。…看護師としてじゃなく、一人の女として」
「…う、そ」
まさかの言葉に雪愛の身体中の力が抜けていく。蘇芳先生は驚きつつ、雪愛の身体を支え、小さく笑う。
「驚き過ぎだ」
「…だって、こんな事って、…私も」
「…ん?」
「…蘇芳先生が…す、き」
ポロポロと流れる涙もお構いなしに、雪愛は自分の気持ちを囁いた
「え?あ、ありがとうございます。蘇芳先生に好かれるなんて、看護師として嬉しい限りです」
と、的外れな言葉を返した雪愛。蘇芳先生はまた、溜息をつき、次の瞬間、蘇芳先生は雪愛を抱き寄せた。
「…お前って、ほんっとうに!抜け過ぎ」
「え?あ、え?」
蘇芳先生の腕の中でアタフタする雪愛を、これでもかってくらいきつく抱き締めた蘇芳先生は、雪愛の耳に唇を寄せた。
雪愛の耳は、みるみる赤くなっていく。それでも、蘇芳先生は唇を離そうとはせず、そのまま囁いた。
「雪愛が好きだ。…看護師としてじゃなく、一人の女として」
「…う、そ」
まさかの言葉に雪愛の身体中の力が抜けていく。蘇芳先生は驚きつつ、雪愛の身体を支え、小さく笑う。
「驚き過ぎだ」
「…だって、こんな事って、…私も」
「…ん?」
「…蘇芳先生が…す、き」
ポロポロと流れる涙もお構いなしに、雪愛は自分の気持ちを囁いた