自殺列車
ホラー・オカルト
完
22
西羽咲花月/著
- 作品番号
- 1274196
- 最終更新
- 2015/12/10
- 総文字数
- 87,081
- ページ数
- 222ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,486,699
- いいね数
- 22
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト5位(2015/12/16)
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト5位(2015/12/16)
「自殺列車」
気が付けばあたしは蝶を追いかけて歩いていた
今まで見た事のない、青くて綺麗なその蝶は
まっすぐにあたしを導いた
田舎の駅舎
真っ黒な列車
見知らぬ乗客たち
行き先のわからぬ……死の旅行
「あたし……思い出した……」
震える声で澪は言う
「さよなら……またね……」
思い出した人間は
必ず自殺する
「あたしたちは一体何を忘れてるっていうの!?」
「そんなのこっちが聞きてぇよ!!」
自殺したくなければ……絶対にソレを思い出すな……!!
2015/11/13~2015/12/10
気が付けばあたしは蝶を追いかけて歩いていた
今まで見た事のない、青くて綺麗なその蝶は
まっすぐにあたしを導いた
田舎の駅舎
真っ黒な列車
見知らぬ乗客たち
行き先のわからぬ……死の旅行
「あたし……思い出した……」
震える声で澪は言う
「さよなら……またね……」
思い出した人間は
必ず自殺する
「あたしたちは一体何を忘れてるっていうの!?」
「そんなのこっちが聞きてぇよ!!」
自殺したくなければ……絶対にソレを思い出すな……!!
2015/11/13~2015/12/10
目次
-
青い蝶
-
残り30
-
自己紹介
-
蝶が誘う
-
違和感
-
腕相撲
-
平等
-
窓の外
-
闇の中へ
-
忘れている事
-
落ちてくる
-
犠牲者
-
喧嘩
-
暗闇の謎
-
前の記憶
-
2人目の犠牲者
-
3月5日
-
アナウンス
-
スーツの男
-
償い
-
記憶が戻る
-
イジメ
-
事故死~澪side~
-
病死~優志side~
-
喧嘩~朋樹side~
-
虐待~愛奈side~
-
思い出せない~旺太side~
-
すべての記憶
-
残された者~旺太side~
-
死
-
助ける~旺太side~
-
49日間~旺太side~
-
償いの意味を探して~旺太side~
-
教室~旺太side~
-
親友~旺太side~
-
家族~旺太side~
-
彼女~旺太side~
-
残り2時間~旺太side~
-
会わせてやりたい~旺太side~
-
冷たい水の中~旺太side~
-
惨状~朋樹side~
-
笑い声と~朋樹side~
-
続いて行く~朋樹side~
-
あとがき
この作品のレビュー
この作品の感想ノート
コロナかだからこそこの作品の言いたいことが伝わります。当たり前な生活できない辛いでも死んで楽になるものでありません。かならず何かの形で償わないといけない。
いやなことと向き合わないと、いけない。そう言われているように、感じました。
よい作品です。
井口彰宏さん
2021/01/11 16:04
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