自殺列車
愛奈はジッと朋樹を睨み付けている。
「なんだよ、お前……!」
朋樹は愛奈の腕を振りほどこうとする。
しかし、この空間は力が平等になっているから簡単には引き離す事ができない。
「澪が死んだのはあんたのせいでしょ!!」
愛奈が叫ぶ。
「はぁ? 何言ってんだよお前!」
「だって、窓を開けたのはあんたじゃん!! 窓さえ開けなかったら澪は死んでなかったでしょ!!」
そう言い、愛奈は朋樹の体を壁に押し付けた。
ドンッと音がして、朋樹がむせこむ。
「なにすんだよテメェ!!」
顔を真っ赤にした朋樹が愛奈に殴りかかった。
頬を打つ音が響く。
「やめて!!」
あたしは叫び、もみくちゃになる2人の間に入る。
しかし、2人はあたしの事なんて見えていないようで、罵詈雑言を浴びせあっている。
「なんだよ、お前……!」
朋樹は愛奈の腕を振りほどこうとする。
しかし、この空間は力が平等になっているから簡単には引き離す事ができない。
「澪が死んだのはあんたのせいでしょ!!」
愛奈が叫ぶ。
「はぁ? 何言ってんだよお前!」
「だって、窓を開けたのはあんたじゃん!! 窓さえ開けなかったら澪は死んでなかったでしょ!!」
そう言い、愛奈は朋樹の体を壁に押し付けた。
ドンッと音がして、朋樹がむせこむ。
「なにすんだよテメェ!!」
顔を真っ赤にした朋樹が愛奈に殴りかかった。
頬を打つ音が響く。
「やめて!!」
あたしは叫び、もみくちゃになる2人の間に入る。
しかし、2人はあたしの事なんて見えていないようで、罵詈雑言を浴びせあっている。