私たち。

智奈には全て話していいと思い、
話した。
そしたら智奈は泣き始めた。

智奈:「何でもっと早く言わなかったの。何で何で！ばかばかばーか！」

由紀:「......。」

智奈:「あのね、由紀は自分が思ってるより強く無いんだからさ、もっと人を頼りなよ。私はね、いくら由紀と久美が周りから嫌な事言われたって、いつまでも味方だからさ。どんなに離れたって友達だし....だから、私に愚痴でも何でもいい。いつでも頼ってほしい。」

由紀:「ありがとう....」
久しぶりに涙が出た。
こんな風に自分の事思ってくれている人がいるんだと思うと嬉しくて涙が止まらなかった。