同居は大変?!(続)
朝陽の想い
リビングでくつろいでいると
いきなり朝陽が
「なぁ、一花」
って呼ぶから少しびっくりした。
だって、もうちょっとこの無言の時間がよかったから。
朝陽との無言の時間は、なぜか居心地がいい。
なんか気まずいなんて思わないし、むしろ好きなんだ、この感じ。
「ん?どうしたの?」
「俺が香織さんの前で言ったこと、覚えてるか?」
えーっと………結婚の話しだよ、ね?
「教師続けてほしいってこと?」
「そう。俺は本当にそう思ってる。
仕事楽しいんだろ?」