同居は大変?!(続)
朝陽side。
『結婚をもう少し伸ばすなんて
言わないでよっ』
と、一花が泣きながら言ってくる姿を見て俺は後悔した。
俺、考えすぎた。
「一花…ごめん。おいで」
一花はゆっくり俺のところに来たところを、俺は強く抱きしめた。
「痛いよ、朝陽」
「わりぃ。ごめんな?泣かせちゃったな、俺。
俺、一花の負担になると思ったんだよ。
仕事と家事と両立するのは辛いだろう?
俺が手伝ってやれればいいんだけど
仕事が不定期だからそういうこと
なかなかしてやれないし。
だから俺のせいで一花の自由を奪いたくなかった。
でも一花がそう言ってくれるなら
早いうちに結婚しようか。
いや、早いうちじゃなくて。」