同居は大変?!(続)
『で?朝陽から電話なんて珍しいけど
なんかあったの?』
「あぁ……。一花が倒れてよ……。
俺、料理できねぇしどうしようかと、、、」
『ふーん?
それで私に電話してきて助けを求めてる、と?』
「んまあ、そんなかんじ」
こういうときの頭の回転の速さは
一花よりも早いんだよな。
『まあ、一花のために助けてあげてもいいよ?』
「あぁ、頼む」
『わかった。
家に材料などある?』
「あ〜米はあるが他はわからない」
『ったく、一花に任せっきりだったんでしょ!
もう、いいわ!適当に買ってく、じゃーね!』
そう言って電話は切れた。
まあ、茜が来てくれるから助かったな。