同居は大変?!(続)
。〇一花side
……んっ。
なんか、いい匂い……
いい匂いをかいで目が覚めた私は
ゆっくりと目を開けた。
「一花〜、起きた?」
「……へ?茜?」
なんで茜がここにいるの?
「この、バカ朝陽が泣きついてきて
お粥作りに来たの!体調大丈夫?」
そっか、朝陽が。
「ありがとう、朝陽、茜。
大丈夫、寝たらちょっとよくなった」
「そっか、ならよかった!!
はい、お粥!!お粥食べたら薬のんで!」
茜ってほんとお母さんみたい!
「ふふ、は〜い」
「なに、その笑い方!!」
「茜、お母さんみたいなんだもん」
そう言ったあと「いただきます」と言って
お粥を口に運ぶ。
ん〜、美味しい。